


錫肌の模様を鎚(ツチ)と呼びます。
そのツチメが、ダイヤ柄、市松柄のショットで、
ウィスキーのストレート用サイズにピッタリの容量40ccのカップです。
気持ち少しだけ口部分を反らせたデザインはシャープな印象です。

細身で掌にすっぽりと入る大きさです。
ウィスキーに限らず、
冷やの日本酒などにも使ってください。
持ち歩けるマイぐい呑みとしてぴったりです。
携帯用のショットは、
キャンプや登山等のアウトドアにもオススメ!
自然を感じながら飲むお酒は、格別ですね。
こだわりのマイショットでいつでも、
どこでも、美味しいお酒を楽しんでください。
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1987年、先代中村光山(こうざん)氏により
操業開始され、後に中村圭一氏が
その伝統的な技法を受け継ぎ、
錫の良さを活かした製品作りを
続けている工房が、錫光です。
錫光に受け継がれている轆轤(ろくろ)引きとは、
錫を轆轤に固定し、鉋(かんな)をかけて
削りながら精巧に仕上げていく手法で、
古くは奈良時代中期に開発された技法と
伝えられています。
製法もさることながら、伝統的な意匠も大事に守りつつ、
一方で、今の時代にあったものづくりも心掛け、
異業種の職人とのコラボやプロダクトデザイナーとの交流にも
積極的に取り組み、現代の生活様式の中にも溶け込めるような
錫製品を生み出しています。
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錫師と呼ばれる錫を用いて酒器や茶器など、
さまざまな容器を作成する職人の技術は、
1200~1300年程前の飛鳥・奈良時代に
中国から伝えられたといわれています。
茶が伝来した時の茶壷が錫器であり、
その後主に酒器に錫が利用されるようになりました。
錫は不純物を吸収する性質があり、水を浄化し、
おいしくするともいわれてます。
そのため、関西では井戸を新しく掘ると錫板を
放り込む地域あったそうです。
また、錫製の花器では、水あかが出にくく、
花が長持ちするともいわれています。
伝統的な錫製品の中でも代表的なものは、
神社仏閣で使用しているお神酒徳利です。
そのため古くは神酒徳利を「錫」と呼び、
転じて中身の酒も「すず」と
呼ぶようになったといわれています。

・錫は錆び止めに使われる金属です。
・柔らかい布で水洗いし、水滴が残らないように乾拭きしてください。
・汚れが目立つようでしたら、練り歯磨き粉や重曹を水で溶いたものを
柔らかい布につけ、磨いてください。
・金ダワシやクレンザーなどは使わないでください。
昔のご隠居さんは、錫の茶筒を慈しむように毎日手でなでていたそうです。
すると長い間に何とも言えない光沢が出たといいます。
毎日の生活で使いこんでいただくことが、錫にとっては最も良いことなのです。
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- ショット
(いちまつ)

- ショット
(ツチメ)

- ぐい呑み
(椀形 ツチメ)

- ぐい呑み
(sazanami)

- ぐい呑み
(籐巻)

- sazanami酒器セット
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