


白磁にグレーで施した穏やかなパターンは素朴だけれどモダンな印象も。
「飛びかんな」の彫り模様は、ひとつひとつ手作業で施しています。
控えめながらも密度のあるディティールは、
穏やかな風合いと高い質感を示しています。

2014年ながさきデザインアワード選定委員特別賞を受賞しています。

リムのある器は「洋」のイメージを連想しやすいですが、
和のコーディネイトにもしっくりとなじみます。
ボールは丸みのある碗状の部分と傾斜を付けた広めのリムの構成で、
料理の盛り映えも良く、持った時に程よい安定感があります。

今回は、パーソナル使いにピッタリなサイズのシリアルボール、
サラダボール、デザートプレート、パンプレートの4種をセレクト。
さり気なさの中にもこだわりを感じる「カーム」の器は、
毎日の食卓に彩りを加えます。
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白山陶器のものづくりの基本は、
なにより使いやすく生活の中になじむということです。
焼き物の新しい表情やオリジナリティーを大切にしながら、
時代を超えてスタンダードであり続ける器づくりを目指しています。
デザインや品質は、器の機能をどう高めてゆくか、
使う人の愛着にどう応えてゆくかという視点を大切に、
ひとがその器を使う生活シーンをイメージするところから
器づくりが始まります。
華美ではなく、かといって平凡でもなく、
新しさはあるが時代に左右されることなく、
使っていて飽きのこないデザインこそ美しい器だと考えています。
人々に愛され、安らぎを感じていただける器、これからの暮らしの器を、
白山陶器はつくり続けています。

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