


その形、色合いと共に日常使いの焼物の、「用」の美が魅力の益子焼。
現代の益子焼の代表的窯元、道祖土和田窯(さやど わだがま)の
くらわんか碗と、小ぶりのカップです。
くらわんか碗(くらわんかわん)とは、
江戸時代の普段使いの庶民の雑器のこと。
淀川の三十石船で有名なくらわんか船がそのルーツです。
カップはぐい飲みとしても使える使いやすいサイズです。
益子焼に伝わる伝統的な釉薬を2色、
上下に組み合わせた2トーンのデザインで、揃えました。


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左は女性が持った“くらわんか 小”。
右は男性が持った“くらわんか 中” です。

益子町道祖土(現在は益子町益子)にある和田窯は、
昭和56年(1981年)に合田好道、和田安雄と益子の有志数人により、
伝習所(指導所)として使われていた建物を移築し、
『合田陶器研究所』として創立された窯。
以後、幾多の窯元の指導にあたり、多くの若き陶芸家志望者に
陶器の知識、民芸の考えを植えつけながら、
多くの優れた陶芸品を生み出しています。
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●益子焼 2tone カップ
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