


食卓やキッチン、玄関などで
生きた植物をインテリアとして置いておきたい。
そんな時、水受けが必要な鉢では、水漏れが気になります。
そこで、水受けが不要なこんな鉢はいかがでしょう。
ざっくりとした焼肌が自然の植物によく似合う波佐見焼の鉢ですが、
ポイントはその二層構造にあります。
土と植物を納める上部の鉢の下に、
同じ材質で同じ大きさの水を受けるための鉢が、セットされています。
これで、鉢とは別に水受けを下に敷くことは必要ありません。
5色のカラーを用意しましたが、
複数揃えれば上下色違いでも合わせられます。


その時々の季節の植物や、置く部屋のインテリアに合わせて、
上下組み合わせを変えてみる。こんな使い方も楽しい、
インテリアにぴったりのポットです。
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佐賀県波佐見町で生産される陶磁器で、
400年以上の歴史を持った、伝統的な焼き物です。
波佐見焼は染付と青磁を中心に発展し、
江戸後期には染付の生産量が日本一になりました。
その大ヒットのきっかけとなり、また波佐見焼の代名詞とも言われるのが、
土もの風の少し粗い素地に簡単な染付紋様を描いた器
「くらわんか碗」です。
江戸時代、摂津の淀川を伏見に上る「三十石船」に、小舟で近づき
「餅くらわんか、酒くらわんか」と言って食事を売った
商人の言葉から名づけられました。
まさにその時使われた軽くて丈夫な碗が波佐見焼だったわけです。
磁器碗は高級なもの、庶民には手が届かない、
という当時の常識を大きく変え、
日本の食文化の発展に大きな影響を与えました。
そして、手軽で良質な暮らしの食器を供給するという
波佐見焼の姿勢は、400年たった現在も変わることなく貫かれています。

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