錫でしか味わえない美味しさを
燗でも冷酒でも。3種のぐい呑みです。
格別なお酒が味わえる、大人の贅沢品。
不純物をろ過し、舌触りをまろやかにすると言われる錫の酒器は、熱伝導がよく、保温性・保冷性にも優れているので、熱燗、冷酒もさらにおいしく味わっていただけます。
また、持つ手にも、口にも、金属とは思えない錫ならではの柔らかな感触も味わっていただけます。
口広のぐい呑みで、
お酒を柔らかくまろやかに楽しむ。
「ぐい呑み(椀形 ツチメ)」
高台が付いて口元の反ったお碗のカタチです。ダイヤ柄のツチメデザインが女性にも人気。
ダイヤ柄のように並べて打ったツチメが、クールなイメージで、女性にも人気のアイテムです。
高台が付いて口元の反ったお碗のカタチです。
口広の杯は、日本酒が一番美味しく飲めるとも言われています。
名工の技が生きる繊細なデザイン。
モダンな印象のぐい呑みです。
「ぐい呑み(sazanami)」
ストライプのさざ波模様は、ひとつひとつ違い、足元のふくらみもデザインのポイントです。
光沢のあるストライプ模様でさざ波をイメージし、錫の持つ素材感とともに、涼しげな印象のぐい呑みです。
ひとつひとつの波模様は、職人の思いのままに施されているため、同じ波長の模様はありません。
胴から口への反りも少なく直線的な印象で、モダンなデザインです。
足元のちょっとしたふくらみも、チャームポイントです。
藤のデザインがお洒落なロングセラーアイテムです。
「ぐい呑み(籐巻)」
中央の胴に藤を巻いたデザイン。55ccの容量ながら80gと軽めです。
中央の胴に籐を巻いたデザインです。
熱めのお酒でも熱が持つ手に伝わりません。
夏場の冷酒は、籐が涼しげな印象を与え、よりいっそう美味しくいただけます。
シンプルなデザインながら、長く愛され続ける錫光のロングセラー商品です。
軽めに作ってありますが、容量は55ccと、大振りです。
桐箱入りなので、高級感・特別感がありギフトにピッタリです。
企業・ブランド紹介
【錫光】
錫光は、轆轤(ろくろ)引きの伝統を受け継いだ現代の名工です。
1987年、先代中村光山(こうざん)氏により操業開始され、後に中村圭一氏がその伝統的な技法を受け継ぎ、錫の良さを活かした製品作りを続けている工房が、錫光です。
錫光に受け継がれている轆轤(ろくろ)引きとは、錫を轆轤に固定し、鉋(かんな)をかけて削りながら精巧に仕上げていく手法で、古くは奈良時代中期に開発された技法と
伝えられています。
製法もさることながら、伝統的な意匠も大事に守りつつ、一方で、今の時代にあったものづくりも心掛け、異業種の職人とのコラボやプロダクトデザイナーとの交流にも積極的に取り組み、現代の生活様式の中にも溶け込めるような錫製品を生み出しています。
錫製品の歴史と扱い方について
●日本の錫酒器の歴史
錫師と呼ばれる錫を用いて酒器や茶器など、さまざまな容器を作成する職人の技術は、
1200~1300年程前の飛鳥・奈良時代に中国から伝えられたといわれています。
茶が伝来した時の茶壷が錫器であり、その後主に酒器に錫が利用されるようになりました。
錫は不純物を吸収する性質があり、水を浄化し、おいしくするともいわれてます。
そのため、関西では井戸を新しく掘ると錫板を放り込む地域あったそうです。
また、錫製の花器では、水あかが出にくく、花が長持ちするともいわれています。
伝統的な錫製品の中でも代表的なものは、神社仏閣で使用しているお神酒徳利です。
そのため古くは神酒徳利を「錫」と呼び、転じて中身の酒も「すず」と呼ぶようになったといわれています。
●錫製品の扱い方
・錫は錆び止めに使われる金属です。
・柔らかい布で水洗いし、水滴が残らないように乾拭きしてください。
・汚れが目立つようでしたら、練り歯磨き粉や重曹を水で溶いたものを柔らかい布につけ、磨いてください。
・金ダワシやクレンザーなどは使わないでください。
昔のご隠居さんは、錫の茶筒を慈しむように毎日手でなでていたそうです。
すると長い間に何とも言えない光沢が出たといいます。
毎日の生活で使いこんでいただくことが、錫にとっては最も良いことなのです。
サイズ・仕様・注意事項
【素材】《ぐい呑み(椀形 ツチメ)・ぐい呑み(sazanami)》本体:錫
《ぐい呑み(籐巻)》本体:錫、籐
【サイズ】《ぐい呑み(椀形 ツチメ)》径53mm×高さ44mm、容量約40cc 重さ:約80g
《ぐい呑み(sazanami)》径49mm×高さ45mm、容量約40cc 重さ:約90g
《ぐい呑み(籐巻)》径46mm×高さ52mm、容量約55cc 重さ:約80g
【生産国】日本
●製品をご使用後、柔らかい布で水洗いし、乾拭きしてください。
●磨き砂や金属タワシなど硬いものの使用は避けてください。
●汚れが目立つようでしたら、歯磨き粉や重層を水で溶き、柔らかい布にとって磨いてください。
●製氷室での長時間の保管は、破損の原因になりますので、ご注意ください。